日のひとりごと

2002年1月

 

 

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1月16日

ビケ♪ダンナの職場でのポストが変わって、夕飯は毎日1人で食べる羽目になりそうなのです。インスタント物ばかりにならないように、要注意〜〜!

突然ですが、本当にいい演奏って、どういうモノなんだろうか・・・今朝、朝食が終わってダンナを送り出し、9時から音出すぞ〜と意気込みつつ家事をこなす8時台。ゴミも9時までに出さなきゃ・・・とバタバタしている時に聞こえて来た、朝比奈+大フィルの「田園」。目が釘付けになる、とはいうが、耳が・・・になって、TVの前から動けなくなる。何ていうんだろう、息を付かせずに展開するドラマを見ているようというか、他のことを考える隙も与えない密度の濃い音楽。こんなにあっという間に5楽章終わってしまった田園は、初めてだった。

ゆえに、いい演奏とは。出さないと大変なことになる生ゴミすら出すのを忘れさせる演奏。それが「チェンバロ弾きのちところによりときどき主婦」の今日のバロメーター?

朝比奈さんの生はとうとう聴けなくなってしまったなぁ。ご冥福をお祈りいたします。

 

1月13日

昨日は、「楽しいバロックの会」でヴィヴァルディーのお話をしました。バッハやヘンデルと並んで有名な作曲家のはずなのに、生涯に着いて書かれた文献は、2人よりずっと少ないのです。昨日は、私達のイメージする協奏曲というのは、ヴィヴァルディーが形を決定したようなものだ、というお話をしました。ヴィヴァルディーって「単純」、というイメージがあったのですが、たくさんの曲を聴くうちに、すっかりはまってしまいました。あの単純な和声が、病み付きになるのですね〜。もちろん、それだけではなく、ヴェネチア様式の持つ明るさ、ヴィヴァルディーの才気あふれる器楽書法・・・往年に比べて政治・経済の衰微は目を被うばかり、そんな18世紀ベネツィアの人々が、そこから目をそらすためにエネルギーを注ぎ込んだ芸術の粋・・・だったのかもしれませんが、それはともかく。また、後期のコンチェルトは「これがヴィヴァルディー?」と思うほど、違う雰囲気なのです。昨日はそこまで話が行かなかったので、来月のお楽しみ。

さて、金沢旅行記 完結編。3日目は、ホテル近所・武家屋敷の町並みを歩き、いくつかの屋敷の中を見学。武士の身分制度や、高給取の武士ほど、屋敷や身分に見合った体裁の維持のため(外出時に連れて行かなければならないお供の数も多かった)、人件費がかかって大変だったこと、金沢の足軽は、江戸の足軽と違い、意外に広い一戸建てに住んでいたこと、などなど、武士達の生活の実状が分かってとても面白かった。そのあと、新鮮な海の幸で有名な近江市場へ。実家へ、お土産に香箱蟹などを送り、新鮮なネタで有名な回転寿司のお店へ。回転寿司といってもばかにしてはいけません!行列していて、入るまでに3〜40分かかりました。市場はアーケードの中なので、雪に当たることはありませんが、待っている間、とにかく寒かった。アーケードの外は、雹とも見まごうほど大粒の雪(あられ?あたると痛そう・・・)が、ときおり雷とともに激しく降っていました。やっとお店に入り、「本日のおすすめ」のネタはほとんど制覇。ここでもやはり「ぶり」は、一押しでした。

そのあと、お茶屋街を見て、県立美術館へ。国宝の九谷焼の雉(美術の教科書で見た覚えが・・・)とか、古九谷の大皿、洋画・日本画・彫刻などがありました。どの部屋に何があるかを把握せずに、ただ順路に沿って見ていったので、肝心なところであまり時間がなくなり、残念。(ご当地の洋画家・彫刻家の作品よりは、古九谷や工芸品のオリジナルに時間を割きたかった・・・)

最後の夕食は、駅の近くの、オシャレな居酒屋系のお店。厨房の威勢のよい掛け声のバックに、ジャズが流れる。そこでのヒットは、たらの白子。これも生まれて初めての食材。酢の物と天ぷらを頼んだのですが、とろとろで美味しかったです。そして、またまた香箱蟹をいただき、大満足。私達、来世は絶対、蟹になって、だれかに食われる運命なんだろうな・・・(-_-;)

さて、夜の10時15分、上野行きの寝台特急に乗り込む。日本で寝台車は初めてなので、わくわくしました。私くらいの背丈なら、足を伸ばして寝られる広さ。滞在中に食べ損なって、駅ビルのお土産やさんで慌てて買った和菓子を電車の中で頂き、雪景色の金沢とお別れ。久しぶりにゆったりした行程の旅で、グルメもしたし、日本の宮廷文化ともいえる、洗練されたものをたくさん見られたし、素敵な旅でした。なんと言っても、違う土地の空気を吸うということ、これは、テレビや本では味わえない醍醐味ですね。その場所へ行ったという経験が、皮膚から染み込んだような気がします。そうして身についたのは、ちょっとの教養とたくさんのコレステロールかな?(終)

 

1月10日

今日は、去年小学館から日本語訳が出版された「バッハの鍵盤音楽」の著者、シューレンバーグ氏との勉強会が、先輩のチェンバリスト、広沢麻美さんのお宅で行われました。私達一人一人が考えなくてはならないたくさんの課題を宿題として頂いた感じでした。とても楽しい会でした。場所を提供してくださり、準備してくださった麻美さんに感謝です。

さて、金沢旅行 第2日目。朝起きて、ミスタードーナッツ香林坊店(優雅な響き♪)で朝食の後、寺町へ。寺町の妙立寺(通称・忍者寺)を見学。内部は敵に襲われた時に、敵の目を暗ましながらうまく逃げられるように、まるで迷路のような複雑な仕掛けがたくさんある。設計者に脱帽。いざ、お城が敵にやられた時に、殿様が滞在して臨時に機能できるようにと、こうした仕掛けが作られたらしいが、実際に城の役割を果たすことはなくて済んだとのこと。お城に通じる横穴がお掘ってある、なんて、ヴァチカンとサンタンジェロ城や、フィレンツェのポンテ・ヴェッキオみたい・・・どこの国の人も考えることは一緒やなぁ、と思いながら見ていた。

寺町は、飛騨高山の、その一画全体が古くて趣のある町並みを想像していったのだが、それ自体はごく普通で、ただお寺が多いだけ、という印象だった。

お昼は、海鮮丼。ぶりのヅケが、脂がのっていて本当に美味しかった。そして午後は、金沢城跡へ。最近復元された長屋には入ることが出来た。まだ新しい木のにおいがした。ひし形をした角の部屋(視界が広くなるようにひし形に設計してあるそうだ)や、お城の機能・構造、材質や作られ方など、いろんな知識を得ることが出来た。しかし、雪が積もった上に雨が降って、ぐちゃぐちゃの道ばかり。くつにびっしょり水が染み込んでしまって冷たかった。監視員用のストーブで靴下をあぶると、見る見る湯気が出て来た・・・

そのあとまた、昨日と同じく、外を歩くのを断念して、伝統工芸館へ。工芸品の種類の多さに圧倒される。漆器や陶器の美しさや、金沢友禅、仏壇の細やかさ、さすがに文化を重んじた前田家のお膝元である。音声ガイドを全部聞ききれないほど、いろいろな種類の工芸品について学んだ。現代人の私達にとって、さらに参考になったのは、ロイヤルコペンハーゲンなどの洋食器と、伝統的な和食器をどう組み合わせるか、という展示で、2月には東京でも、同じテーマの展示会があるのだそう。そのものだけを見ても充分美しい工芸品を、現代の日常生活に取り入れるにも、磨かれたよいセンスが必要だ、ということがよく分かった・・・

夜は、ホテルのレストランで加賀料理を頂く。鴨の治部煮や、蓮蒸し、ごりのから揚げなど、伝統的なお料理に舌鼓を打つ。外では雪にカミナリ、という、北国に来たことを感じさせる天気。途中で一度停電したのには、びっくりした。

 

1月8日

遅れ馳せながら、1月3日〜6日の旅行のお話を・・・実は、金沢に行ってきました。久しぶりに3泊3日(1泊は車中)という、ゆったりとした旅でした。

1日目(3日)は、前の日から日本海側は大雪とのニュースで、どんなドカ雪にみまわれるかと心配しましたが、電車は全く遅れず(むしろ飛行機の方が、飛ばなかったり遅れたりで大変だったようで・・・)金沢市内は5〜10cmくらいしか積もっていませんでした。ただ、溶けてシャーベット状になったぐちゃぐちゃの雪には、3日間とも苦労させられました。

着いてまず、名物のお麩料理を食べました。生麩のお刺し身、生麩カツ、車麩の煮物など、いろいろあった中でも、生麩のステーキがおいしかったです。周りが香ばしく焼け、中がもちっとして、食感もたれも食欲をそそりました。そのあと、ホテルにチェックインして即、兼六園へ直行。とりあえず、これは見とかなくてはね!3日までは入園無料でした。雪の積もった庭園は、風情があり、雪つり本来のあるべき姿が見られたような気がしてラッキーでした。そういえば、町中では、高さ50cmくらいのちっちゃな植え込みの木にまで、ミニ雪つりがしつらえてありました。

道が悪いのと、寒いのとで、その後は外を歩くのを断念。ホテルの近くのデパートで催されていた、加賀のお正月料理の展示会と、石川 義さんという日本画家の展覧会を見ました。加賀百万石のお殿様の正月膳は、横2列に12・3のお膳が並び、各お膳には3品目くらいの料理がのせられていました!でも、実際にお殿様が食べたのは4つのお膳くらい(それだけでも結構な量です)で、あとは神様に捧げられたものだということです。やはり、宮廷のあるところには食文化あり!その他にもお正月に食べる、俵の形をして中におもちゃの入っている最中とか、お嫁に行った娘に子供が産まれた時お正月に贈る大きなお餅(男の子なら軍配型、女の子なら宝袋型)など、珍しいものがたくさん見られてよかったです。

夜は、居酒屋で香箱蟹(タラバガニの雌で、この時期は卵をお腹にいっぱい抱えている)を頂きました。こればヒットでしたね!生まれて始めて食べたのですが、こんな食材があることを、生きてるうちに知ることが出来て、よかった・・・(TOT)←うれし泣き・・・この旅では、とにかく昼・夜ご飯に投資し、後は極力ケチる、というスタンスで臨みました!(ちなみに2日目・3日目の朝食はホテルで食べると高いからミスドの飲茶ですませた)乞うご期待!

 

1月2日

皆様、よいお正月をお過ごしでしょうか。

明日から6日まで、いなくなりますので、更新は6日以降となります。さて、どこへ行くのでしょう?

 

1月1日

新年あけましておめでとうございます。今年もこのHPを、ご贔屓によろしくお願いいたします!

さて、さっきまで、大晦日とし越し手打ちそばパーティーをやっていました。3人の友人が来てくれて、楽しい年越しでした。そばを打ったのはもちろん、ダンナで〜す!今日が通算10回目だそうな。だんだん上手になっていきます。がんばれ〜!

 

 

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